こんにちは、ヴィオラ動物病院です。
今回はどうしても避け切れない診療中のケガについてお話ししようと思います。
実は先日緊張しがちな猫ちゃんからひっかき傷、わんちゃんから噛み傷をもらってしまいました。
動物病院で働いているとこんなことは日常茶飯事ですし、今まで勤務してきた地域では心配されるどころか「そんなに怖がらせるなんてひどい獣医だ!」なんて言われることも少なくなかったので、患者さんやご家族に対して申し訳ない気持ちになることはあれど、責めるような感情を抱いたことはありません。
経験上、傷を見ればどんな感じになるのかも想像つきますし対処法も一通り把握しているので、今回も問題なく回復しています。
古い考え方なのかもしれませんが、ケガをするのは本人の未熟さ(動物の扱い方など診療における注意不足)だと思っていますので、もしも診療中に私やスタッフが傷を負うことがあったとしてもご家族の方はお気になさらないでください。
今回の2件についてはご家族の方にとても気まずい思いをさせてしまったようで、個人的には深く反省しています。
今後も患者さん、そのご家族、私を含めた病院スタッフが安全で安心できるような診療を心がけていこうと気持ちを新たにした次第です。
私はあまりエリザベスカラー(首にまくエリマキトカゲみたいなやつですね)をしないで診療するスタイルなのですが、ご家族の方にお話しして、耳掃除や肛門腺しぼり、爪切りなどでも必要がありそうであれば嫌なことをするときは装着するようにしようと思います。
それにしてもご家族の方から心配されたこと自体が初めての経験でしたので、本当に良い患者さんが多い地域で開業して良かったなぁ、としみじみ感じます。
まだまだ未熟で至らない点も多い病院ではありますが、今後ともよろしくお願いします。
何かお気づきのことがあればなんでもご指摘くださいね。
引き続き、この地域の患者さんのために頑張ろうと思える3月でした。
ヴィオラ動物病院